エル・アルコン-鷹- 初日観劇感想!!
ご無沙汰しております。かほりです。
11月20日に、ありがたくも『エル・アルコン-鷹-』『Ray -星の光線-』の初日を観劇させていただいたので、感想を語りたいと思います!
長くなってしまったので、Rayはまた別記事で出します。この記事はエルアルコンのみです。
注>ネタバレを含みます!
"海賊になりたいな@"をかなえた礼真琴
こっちゃん、念願の海賊役でございます。
11月号の歌劇の組レポにて、漣大先生が、「琴のメールアドレスが、”海賊になりたいな@”だった」と書いてらっしゃいます。相当憧れてらっしゃったみたいですね…笑。海賊になりたい系ジェンヌって珍しいのでは…。
初日挨拶で、白妙副組長(就任おめでとうございます!)が「キャトルレーヴのグッズを見ていただければ、この公演にかける礼真琴の思いがよくわかると思います」といった内容のことをおっしゃっていましたが、こっちゃんの監修グッズ、見事に海賊ですものね…笑
そんな念願の海賊役ですが、2015年、柚希礼音様、夢咲ねね様退団公演『黒豹の如く』新人公演、それから、北翔海莉様、妃海風様のトッププレお披露目公演『大海賊』に引き続き3作目となりました。
エルアルコンは、こっちゃんが予科時代の初演を観劇され、相当感動なさったようで、好きな宝塚作品は?という質問にエルアルコン鷹、とお答えになるほど(ベルリンブケタカのカフェブレより)。
また、ファーストフォトブックの扮装写真にも選ばれたみたいですね。
扮装写真のもう一つはロミジュリでしたが、次回作ですね!楽しみです!!
礼真琴のイケヴォが炸裂
さて、エルアルコンは、宝塚には珍しいダーティーヒーローでございます。お披露目の丹礼真様とは真逆のような。
まずは開演アナウンスから、「みなさま(重低音)……本日はようこそお越しくださいました(重低音)……星組の礼真琴でございます(重低音)……ただいまより……(以下略)」と、もはやティリアンが礼真琴と名乗っているような幕開き。初日終演後、ツイッターで「開演アナウンスからやばい!!」と盛り上がってました。ナウオンでも、強火担の天華天飛ペアが、開演アナウンス!!と興奮してましたね笑。
そしてそして、ことみほ、ことなこのちょっといろいろラブシーンとか……///
作品が発表になった時点から期待値爆上がりでしたが、余裕で超えてきました…。琴ティリアンがイケヴォすぎて、みほちゃんなこちゃんだけじゃなく梅芸全体が抱かれましたね…。千秋楽迎えるころには一体何人が礼真琴の女になってしまうことやら…笑
え、あのまっすぐな青年丹礼真はどこに……。それからアデレイドちゃんと同一人物ですよね??なんならルーチェだって……(想像してしまった、いけないものを見てしまったような気持ち)
ニコラスさんちゃんとの二人だけの信頼関係みたいなのが素晴らしくて素晴らしくて、最後の場面では思わず涙でした…。彼にだけは素直なティリアンで、冷酷なティリアンに人間味を感じられて。
ティリアンの人間味といえば、ギルダが亡くなった直後。今までの立ち回りとは打って変わって剣をむやみに振り回すような(私の記憶では)。それだけギルダはティリアンにとって大きい存在だったのだな、と。
ギルダの話が出たので、ギルダについて。もうビジュアルが大っっっ優勝。特に、胸の開いた紫のドレスがもう素敵で素敵で。初演にはなかったドレスだそうです。それから、琴ティリアンになかなかの強い言葉を浴びせるのですが、102期と95期という学年差を感じさせない強気ぶりで、とってもかっこよかったです。お二人のティリアンとギルダとしてのお芝居を見て、改めて礼真琴と舞空瞳というトップコンビが誕生して良かったと、礼真琴の相手役は舞空瞳しかいないなと、思いました。
続いて面白シーンを振り返り。
ティリアンとレッドがデュエットする歌があるのですが、そこでこっちゃんが愛ちゃんに顎クイ!!ナウオンで、恥ずかしいと愛ちゃん仰ってましたが、しっかり顎クイされてましたねっ!
ジュリエットまめちゃん。アルジェのエリザベート(少女時代)をもっとピュアピュアにしたみたいな感じ?きゅるんきゅるんしてました。めっちゃ振り切ってやってらっしゃる。可愛かった……。乙女心がピンクに染まる♪って歌の時に、ミラーボール回ります笑。その一つ一つが小さいハートマークらしく、私は気づけなかったのですが、これから観られる方はぜひ注目してみてください!
そのあと、パーシモン卿の愛人が何人も出てくる場面があるのですが、半分以上男役で、男隠す気全くなくて、いかつい愛人たちやなあ、と……。セリフも男声で言われてたし笑笑、客席も思わず大爆笑でした。ツイッターで教えていただいたのですが、初演では真風さんや紅さんも愛人として出てらっしゃるみたいです。今度見てみようと思います笑
最後に…
⚠エルアルコン、開演直前に幕(?)が出るのですが、梅芸のスタッフの方がひたすら「写真撮影はご遠慮ください」と仰っていました。大劇場とは違って写真ダメみたいなのでご注意!!スタッフさんの声掛けにも関わらず撮りまくってる人いてなんだかなーってなってました。#拡散希望
— かほり🦅 (@zukatalk_kahori) 2020年11月20日
こちら、私がツイートさせていただいたものですが、梅芸では会場内撮影禁止のようです。写真を撮っている人に、スタッフさんがひとりひとり声掛けをなさっているにもかかわらず、隙を見て撮っている人、無視して撮る人、たくさんいて嫌な気持ちになりました。宝塚ファン、民度が高いと言われていますが本当にそうなのでしょうか。SNSなどで呼びかけ合ってはいますが、まだまだ客席内でのお喋り、ロビーでのお喋り、なくなりません。規制退場、守らず我先にと出ていく人が後を絶ちません。また公演中止になるなんて悲劇を味わいたくない、ご贔屓様に味わってほしくない。そんな思いで、気を引き締めて観劇したいものでございます。
エルアルコンとRayの感想を書くつもりが、エルアルコンだけで結構な長さになってしまったのでいったん終わります。またすぐにRayの感想を別記事で上げたいと思いますので、そちらもぜひ読んでいただけたらと思います!