あろえとかほりのヅカトーク

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仲良し二人のゆるーいヅカトーク

天華えまを語る Vol.1 : 死ーすけ様を語る

こんばんは。絶賛ロミジュリ破産中のかほりです。

語るシリーズ第5弾(多分)、書きます!!大好きな大好きな天華さん!!1回の記事で終わる気がしないのでVol.1です。多分5部作ぐらいになります。お許しください。

Vol.1はざっと語るつもりだったんですが、死ーすけ様が好きすぎて無理なので、基本情報とか全部すっ飛ばして死ーすけ様を語るを初回に(笑)。これ読んでくださる方はきっとある程度のことはご存知でしょう!ということで。

あ、めちゃくちゃ盛大にネタバレするので嫌な方はUターンでお願いします…!

星組公演『ロミオとジュリエット

いやもうロミジュリ最高っすね…。私をヅカ沼に招いたロミジュリが、私をヅカ沼に招いた礼真琴様の主演で、再演!!これだけで熱いのに、えまちゃんが死とマーキューシオ!!というわけで通いまくっております。チケ取り始まる前は、取れるかな…と心配しておりましたが、蓋を開けてみれば2桁観劇となりしっかり破産してます。はい。本気出せばチケットは取れるもんですね…。

※私がヅカ沼に落ちた軌跡はこちら
 →宝塚との出会い - あろえとかほりのヅカトーク

 

ロミジュリは演目が発表されたときから楽しみで楽しみで、配役妄想とかしてたんですよ。んで、えまちゃんの役替わり予想(というか希望)は死/マキュだったんです。ほんで死は愛ちゃんとの役替わり。我ながらすごないですか…。

※配役妄想はこちら(改めて読むと公式には敵わんなあってなります)
 →星組ロミジュリ配役予想(希望) - あろえとかほりのヅカトーク

※配役妄想の答え合わせはこちら
 →ロミジュリ役替わり…!答え合わせ:死当たったのすごくない!? - あろえとかほりのヅカトーク

 

A日程:死

死!!TLで見かけた「死ーすけのぴ」ってのが気に入って、死ーすけと呼ばせていただいておりましたが、あまりに素晴らしくて最近は「死ーすけ様」です。

MY初日は11列目というオペラなくてもいいのでは席だったのでオペラ使ってませんが、それ以降のA日程の観劇3回は、死ーすけ様のいるところは死ーすけ様をオペラでロックオンです。MY初日もオペラは使わないにしても目で追ってたのは死ーすけ様でしたが。

第1幕

愛と死のデュエット。愛はさりおくん。さりおくんの愛…?と、えまちゃんの死…?って全然イメージがわかなかったんですが、実際見るとすごい良かったです。いい具合に愛と死が対等というか、愛にも自我がしっかりある、ようにも見えるけど、死の支配下感もしっかりある。死に振り回されながらも逃れようとする感じ…?うまく言葉にできない!

死の出てくるタイミングはもう完璧に把握済みなので、暗闇からオペラ待機してます←

第1場 ヴェローナの広場

ザンッッッッッッッッッ、って何回か鳴るんですけど、そこ動くの死だけなんですよね。MY初日に、えまちゃんが、大勢の真ん中で一人注目を集めてる、っていうのに感動して、泣きそうでした(早い)。

そのザンッッッッッッッッッの前、死は這いつくばって待ってるんですけど、微動だにしてないと思ってたんですよ。よく見たら一本ずつ指がうごめいてて、その指先が恐ろしく綺麗で、この世のものではなかったです。怖かった…。

そのあとは階段に上がってって、曲に合わせて振り向くんですけどねそこ好きです。

裏ロミジュリのひーろーといーちゃんを見て指さして、さりお愛を連行して押さえつける(?)みたいなとこも好きです。さりお愛連行の手つきが好き。DV男の役とかやってほしい()

第2場 ヴェローナ市街

「憎しみ」のとこ。

やっぱ皆大好き「蛇のように蠢き続ける」ですね…。もうね、蛇ですよ蛇。地面すれっすれまで下がる。天華重心低いえまさん。これまたこの世ならざる。

モンタギュー夫人が「黒い炎消すことができたなら」って歌ってるとこでなんか作ってフッて投げるんですよね。それが何か炎っぽい動きなので、歌詞と真逆やん、って。黒い炎燃やさせてますやん。

で、ティボルトとベンマキュを自分の方に引っ張ったりもしてて、僕怖リプライズの最後にティボマキュ連れていくとこに似てんなって思いました。

愛さんの死をちゃんと見れてない(だってえまちゃんB日程はマキュなんだもん…)ので、愛さんのと比較して見たいんですが果たして見れる日は来るのでしょうか…。

第6場 ヴェローナ市街

「世界の王」最後、ロミベンマキュが銀橋から帰ってくるとそこに死が佇んでるんですね…。これB日程のときはマキュ追ってるのでマジでびっくりしたやつ。逆にAでは世界の王終わるなーってタイミングから階段のとこにオペラ合わせて待ってますw
階段と背が多分同じぐらいの高さなんですよね。髪が立ってるから、最初は頭の先だけみえるんですよ。かわいい。(死に対する感想がかわいい…??)

で、「マブの女王」。きわみマキュに髑髏の仮面を渡す。マブの間は表情が読めない。後ろを練り歩いてる、なんか意志のある死というより、それこそ概念としての死で、死の影がそこにあるよっていう暗示なのかな。(ちなみにぴーキューシオさんのマブがまじで大好きなので今度語ります。ビバタカラジェンヌえまちゃんの回で流れるよね!!?大期待!!)

で、「僕は怖い」。これね、マブから切り替わった瞬間をぜひとも見ていただきたいのです。先ほど、マブの時は表情が読めないって言ったんですが、僕怖に切り替わった瞬間、台詞アテレコできるんじゃ、ってほど表情豊かになります。目の色が変わるというか、目に色が入る。ここがロミオとの出会いなのかなあ。完全にめっちゃ美味しそうな魂…って目付けてる。多分、ちらっと味見もしちゃってる。

第7場 舞踏会

ここ、死が両手を上げて始まるの好きなんですよね…。

死はそのまましれーっといなくなって替わりに愛が登場してロミオとジュリエットを出会わせる。しれーっといなくなるんですが、いなくなり際に、手が!!美しい手が!!最後に消えるんですよ。3/11マチネを観劇した時、指が1本ずつ消えていってて、ああ…指だ……(伝わってくれ笑)って思ったんですが、その後はそこまでのにはお目にかかれておりません。あの時見たのは何だったの、幻??

第12場 礼拝堂

これも死の出てくるタイミングを見計らってオペラスタンバイしてます。舞踏会でさよならしたっきり、久々の再会で嬉しい(死に会えて嬉しいとはw)。ここも概念的な死ですね。愛と意志をぶつけ合う感じ…好き……そこさりおくんの表情も好きなんですよ。今度愛と死の話を書こうかなって思ってるのでそこでまた話します…。

最後、キリストに向かって手を伸ばし(これまた指が綺麗。私えまちゃんの指が好きなんですね)、その後ロミオに向かって手を伸ばす。この最後の死は意志を持ってる気がします。

 

第2幕

第1場 礼拝堂~ヴェローナの各所

えまちゃんの踊りたい君が爆発。あっち行ったりこっち行ったりして爆踊りしてます。幕間を経て再会できたと思ったらすぐいなくなっちゃうので寂しい(死が去って寂しいとはw)

第4場 ヴェローナ市街

決闘ですね…ここは長くなります。

皆さん、下界の赤青のバチバチを見がちだと思うんですが、上の階段を見てください。しれっと死が出てきて、ひとり遊びを始めます。なんか手すり撫でまわしてみたり、自分の腕の上を指でトコトコ歩いて、指先までたどり着いたら落ちる、みたいなのやってみたり。あれまじで可愛いからみなさん見ていただきたい。手すりになりたい!!あとあの死ーすけ様をフチ子的なグッズにして販売してほしい。TCA様。
下界の争いに全然興味ないですよ。だってロミオいないから。
で!!ロミオ来た瞬間、また目に色が入るんですわ。色めき立っちゃうんですわ。一気に下界の争いに興味津々に。階段降りながら、途中でなんか丸作って壊す?とか傾ける?とかしてるんですよ。あれ何してるんだろう。
で、争いが激化してきたら、踊り場に座ってふーんって感じで眺めてるんですよね。もう自分がすることはないかなって感じで。曲調と表情が合ってなさ過ぎて面白いですよ。マスコットにして家に置きたい()。
いざマーキューシオがティボルトに刺されるときは、その瞬間スポットライトが当たります。普通のお客さん(死とか他の人にロックオンしてなくて全体をちゃんと見てるという意味です)だとここで死の存在に注目するんかな。ずっとオペラで追ってるので、全体でどう見えてるのか全然分かりませんが、怖そう!マーキューシオ全然死なないから、棒立ちで待ってるんですけど、そこの横顔マジできれいなので見てください。いざ死ぬと、魂をすくって食べます(右手)。そのまま、床に落ちてるナイフをロミオに見せて、「そこにナイフあるの見えます?見えた??見たよね?それ拾おうか。で、ティボルト刺しに行こー!!」って誘導します。これ怖い。ポップに書いちゃったけど結構怖い。ティボルトさんの魂も右手ですくって食べます。

代償は、後ろの壁に寄りかかってぼーっとしてるんですよね。かと思ったら、ロミオはどこに→ここに、はしっかり誘導してる。で、追放が決まるとめっちゃめちゃ嬉しそう。多分、死はロミオには自殺し(自らの意志で死に魂を捧げ)てほしくて、死刑は自殺じゃないじゃないですか。

第5場 ロミオの心象

へえ!僕怖はヴェローナ市街だけどリプライズは心象なんだ…(今知った)。

ロミオの魂いただきに本気出す死ーすけ様。目が煌々としてますよ。ロミオに目付けてから、ちょいちょい味見っぽいことをしてるんですが、僕怖リプライズの最後、ティボマキュを連れてったあと(だったと思う…記憶違いだったらごめんなさい)、しっかり両手で味見しちゃってます。最後に本当にロミオの魂いただいた時と近い。ほぼ食べてるやん。

第11場 マントヴァへの道

薬売り死ーすけ様。よく見たらちゃんと商売してました。街の男さん(ちょっと誰かはわからない…)にでっかい薬瓶売りつけてましたわ。やばそうな薬っぽかったですけど、あのひと大丈夫かな…。

顔を布で隠してるんですけど隠れ方が公演ごとに微妙に違いますね。MY初日では胸のあたりまで布来てた気がするけど最近はちらっとお顔が見えそうなぐらい。その具合も絶妙にいろいろです。

布バサアッッて投げ捨てて種明かしするとこ、いつも拍手したくなります←

死とロミオの薬瓶取り合いダンス(?)、好きなんですよ。死はめっちゃ楽しそうだし(中の人が見えて)、死が見えてないロミオはちゃんと薬瓶だけを追ってる。

第12場 ヴェローナ~キャピュレット家霊廟

ファンサコーナーですよ。ちなみに、決闘も。

言ってしまうと、死をガン見してると多分バレて向こうから見られます。つまり目線が来ます。でも死ーすけ様がくださるのは目線とかではなくて一瞥なんです。何秒目が合おうと、一瞥です(勝手に言ってるだけです←)

さっきハケた下手から登場です。まずはそこであちこちの女に一瞥をくれてやります。
で、じわーっと舞台中央奥に向かって壁に沿って移動されて、ロミオの魂を奪いますね。ロミオの魂はそれはもうおいしそうにいただきますよ…。食べる前にやっと手に入れた…て感じで大事そうに眺めて、からの両手で。本当に美味しそうなのよ。食べてみたいもん。
そのあと、またじわーっと上手の方に移動。で、途中で止まるんですよ。そこがちょうどね、お顔に霊廟の照明?ろうそく的な?のの柱の影がかかるんですよね。絶対狙ってると思う。妙にエロいのよそれが。このあたりでも結構一瞥をくださります。

そこから少し前に出て、ジュリエットの魂を奪うんですけど、これ食べないのですよ。お辞儀はする。そのお辞儀、ジュリエットに対してなの?愛に対してなの?愛かなって思ってる…愛と死の考察がまだまとまってないから分かんないけど…。

それから、上手の柱に移動して、そこから怒涛の一瞥ラッシュ。下手からここに来るまでの間に死ーすけの女をちゃんと見極めてたんか知らんけど、めっちゃ来るねん。たまたまかしら。何公演も連続でしかも1公演中に何回もたまたまガン見されるなんてある??多分狙ってますよあれは。

死ーすけ様は、人を殺したこと自体というより、それを残された人たちが嘆いてるのが楽しいんです。上手の柱につく頃には神父様が来て超嘆くし、そのあとも次々に人々が悲しみに暮れるので、大歓喜してます。爆笑してます。それが、和解の歌(罪びと)が始まると笑みが消え、いざ和解してしまうともだえ苦しむんです。(そんなことをしながらめちゃくちゃ一瞥をくださるんですけどね…)

A日程は死に感情移入して見てるので、最後までめっちゃ楽しいんですけど最後すっごい後味悪いんですよね。フィナーレで全部飛ぶので大丈夫なんですけど笑

センブロからは見えないと思うんですが、エメリプライズの前半はロミオとジュリエットが起き上がる石?の裏に待機してます。途中で出てきて、その石?の上に登るんですが、好きです。言い忘れてたけど、1幕ラストのエメも神父様の机?の上に登りますよね、好きです。

最後さりお愛の肩にもたれて終わるの、可愛くて好き…(もう語彙力が底をついたみたいです)。

フィナーレ

もう、ひとことでいいですか?

許せん!!!!

(ぴーキューシオ編かどこかでちゃんと語ります笑)

 

 

過去最長になってしまいました…。書くのにかかった時間も多分過去最長でした。疲れました……。

いろいろ勝手な解釈も入ってるので、違うなって思うところもたくさんあったかと思いますが、こんな長い文を最後まで読んでくださりありがとうございました…!

Vol.2は多分ぴーキューシオを語るになると思います。