宝塚大劇場の座席比較&個人的好み
こんばんは。絶賛月城かなと沼から抜け出せないかほりです。
今日は『WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲』の千秋楽でした。
このコロナ禍の中、1か月超の公演を一度もストップさせることなくやりきった月組の皆さん、スタッフの皆さんにまずは敬意しかありません…。どれほど気を張り詰めてらっしゃったのでしょうか…。
(近頃、ツイッターなどで、客席やロビーでのお喋りが多いという話をよく目にします。観に行く私たち側も、まだまだ緊張感を忘れないようにしなくては、と思います。)
さて、今回月城沼に落ちてしまったため当初の予定とは裏腹に5回も大劇場に通ってしまったのですが、それぞれバラバラの席から観たので、座席ごとの見え方とか、感想とか、まとめてみたいと思います。公演の感想自体は最初の観劇後に書いていますのでよかったらそちらをご覧ください…(今書くと暴走しそうなので汗)
注:当方、身長140cm後半の人間の目線から写真等は撮っていますので、一般的にはもう少し目線が上がって見やすくなると思います。
また、一般で追チケしまくった、しかもしがない学生なので、SS席やS席1ケタ台といった良席のレポはできません。
S席 1階18列センターブロック
※前の方、黒塗りにしてしまいました(雑ですみません)が、このような感じで上手側がほとんど見えませんでした泣。今回の公演で言うと、れいこさんのWTTでのソロ歌、ピガールでジャックがガブリエルに出演交渉に来た場面、が見えなかったです。ただ、見えるところに関しては近いです。体感は写真より近く感じます。オペラなしでも使ってもいい感じに見えます。
A席 1階26列下手側サブセンターブロック
こちらは、視界を遮られることはありませんでした。ただし、コロナの影響か、前2列がどーんと空いた状態でしたので、ここが埋まっていたら視界の妨げとなっていたかもしれません。26列は、友会の追加抽選でいただいた席でしたが、目の前の列はS席という、大変コスパの良いお席だと思いました。この時、私は1年ぶりぐらいの1階席だったので、1階席の空気感だけで幸せでした。
☆1階席のメリット:舞台との一体感がある、ジェンヌさんとの壁を感じない(後方S席やA席だと、距離的には2階前方の方が近いですが。)
★1階席のデメリット:傾斜がゆるく、ほとんどの場合、視界を前列の方にさえぎられてしまう。かなり前方まで行くと、ステージが上になるので気にならない(というかステージ近すぎてそれどころではない)と思いますが、傾斜が付き始めるところより後方になるとどうしても避けられないことなのでしょうか。センターが見えない、とかになるとだいぶストレスフルです。見えるところを楽しむ、というスタンスで行くのが良いかと。
A席 2階3列目下手側サイド席
視界を遮られる問題はほぼありませんでした。白塗りにしたところの方が少し銀橋にかかるぐらいで、気にはなりませんでした。やはり2階は傾斜があってストレスフリーです。
サイド席だったので、近い側の花道がほぼ見えません。今回の公演では、初っ端のウィリー夫妻が出てくるところや、ガブリエルに渡した手紙を読むウィリーの姿が見えませんでした。また、公演全体を通して、端なので疎外感が少々あります。ただ、ジェンヌさんは端まできちんと目線をくださりますし、隣のブロックのS席と比べて考えるとかなりコスパの良い席かと。
B席 2階13列下手側サブセン、11列上手側サブセン
1枚目が13列目下手側サブセンターブロック、2枚目が11列目上手側サブセンターブロックです。
いずれも前の方に視界を遮られるのはほんの少しで、観劇中はほぼ気になりません。2枚目のほうは、ちょうど目の前の席が空いていたので、余計にストレスフリーでした…!
個人的な好み
今回の5種類の中では、1階26列のA席が一番好きでした。目の前がSというコスパの良さと、1階ならではの空気感。ただ、先ほど書いたように多分前の列が空いていたから見やすかったんだと思います。
次に好きだったのは2階前方サイドのA席。近さと全体が見えることとコスパの全てを兼ね備えていました。特に下級生ジェンヌさんを見たい方にお勧めかもしれません。
S席は範囲が広いぶん、席による差が激しいのが問題ですね…。1階通路後ろのS席よりはA席の方がコスパ良いような気がします。
1階S席の良さは近さと一体感なので、目当てのジェンヌさんがいる場合にお勧めです。
作品として楽しみたい場合は2階のS席3列目以降(1,2列目だと銀橋で足元が見えない問題があります)が最もよく、続いて2階席後方のA,B席。
脈略のないメモのような記事になってしまいましたが、見え方が気になる方、どの席を買おうか迷っている方の参考になりましたら幸いです。
どの席買おうか迷えるのなんて少し前には考えられなかったですよね…。コロナの恩恵というか弊害というか…。